Japanese
English
視点
これからの感染症対策—臨床の立場から
神木 照雄
1
1堺市衛生研究所
pp.74-76
発行日 1997年2月15日
Published Date 1997/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401901635
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感染症の変貌と現況
感染症は様々な因子に修飾されて変貌を遂げる.この様々な因子は2つの群に大別される.すなわち,その1つは病原微生物側の因子であり,もう一方は宿主側に起因するものである.
ここ数年の国際的動向として,WHOなどで問題とされているのは,新しく発見された病原微生物による感染症である.これらはエマージング・ディジース(emerging diseaseまたはemerging infectious disease)と呼ばれ,その対策に大きな関心が示されている.また,すでに制圧されたと考えられていた感染症が,再び流行するようになったもので,これをリエマージング・ディジース(reemerging diseaseまたはreemerging infectious disease)と呼び,これらの感染症にも注意を喚起することを促している.

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