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保健行政スコープ
医療政策の展望(2)
谷口 隆
1
1厚生省健康政策局総務課
pp.598-599
発行日 1994年8月15日
Published Date 1994/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401901102
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- Abstract 文献概要
3.医療経営の健全化
国民に良質な医療を安定的かつ継続的に提供してゆくためには,医療機関の経営の健全化を図ることが必要である.近年の医療をめぐる諸環境の変化の中で民間医療機関経営の厳しさが指摘されているが,厚生省では平成5年6月に病院経営緊急状況調査を実施した.さらに医療機関経営健全化対策検討委員会を設置して,調査結果をもとに現状分析を行うとともに健全化対策の検討を行った.
調査の結果からは,医業収支で赤字を計上した病院が平成4年度には30%を超えていること,「経営悪化病院」が「経営改善病院」を上回っていることなど,全体として民間病院の経営は悪化傾向にあることが指摘されているが,その原因としては病床利用率の低下があげられる.また建て替え時期にきている病院において新たな資本投下が困難となり,計画が延期されている様子がうかがえる.
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