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特集 公衆衛生の実践倫理
遺伝情報と地域保健—倫理とリテラシー
玉井 真理子
1
1信州大学医学部保健学科
pp.221-225
発行日 2019年3月15日
Published Date 2019/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401209100
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遺伝情報は究極の個人情報か
遺伝情報は「究極の個人情報」といわれてきた.その起源が厳密にどこにあるのか,寡聞にして筆者の知るところではないが,少なくとも筆者が臨床心理士として遺伝医療に関わるようになった1990年代の半ばにはすでに,そのような言説が,いわばキャッチコピー的に語られ始めていたと記憶している.当時,理由として挙げられていたのは,次のようなことである.

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