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「医学生に対する衛生学公衆衛生学の教育」についてのアンケート
柳沢教授の「学校保健」を読んで
横堀 栄
1
,
北 博正
2
1東邦大学衛生学公衆衛生学教室
2東京医科歯科大学衛生学教室
pp.162-163
発行日 1960年3月15日
Published Date 1960/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401202257
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- Abstract 文献概要
学校保健について柳沢教授の周到,細心な教育計画を読んで,これ以上つけ加える事項はありません。
学校保健は公衆衛生の基礎であり,学校時代の教育が国民の衛生思想の向上に役立つことはいうまでもありません。そして学校保健法が昭和33年制定され,学校保健の重要な点はすべてこの法に記載されています。この法律はいかにも文部省のお役人のつくりそうな理想案でおかしい点が多いようです。柳沢教授も3,000万人の高,中小学校の保健を担当する文部省に医師が3名しかいないことをあげています。学校保健法では,各学校に学校医,歯科医,薬剤師をおくことになつていますが,必要な予算も出さず保健所の医師も不足というのに文部省はどういう気持なのでしようか。若い医師が希望をもつて学校保健に挺身できる配置が必要と思われます。医学をおさめて学校保健に教師として50年間をささげた竹村一先生のような方ばかりは望めないことでしよう。
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