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連載 この人に聞きたい!・12【最終回】
自殺対策は今
清水 康之
1
1NPO法人 自殺対策支援センター ライフリンク
pp.193-196
発行日 2014年3月15日
Published Date 2014/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401102971
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はじめに
自殺対策に関する国の指針である「自殺総合対策大綱」が,2012年の夏に刷新された.副題として,「誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現を目指して」という強いメッセージが新たに掲げられ,「自殺は,その多くが追い込まれた末の死」であるという基本的な考え方の下,自殺対策を「包括的な生きる支援」として関係者が連携して展開することが謳われている(図1).
同時に,自殺対策の大きな方針転換が謳われている.全国レベルの漠然とした啓発中心の取り組みから,地域レベルの実践的な取り組みを中心としたものへと転換を図ることが,政府の方針として謳われているのである.その背景には,「地域レベルの実践的な取り組みを中心とする自殺対策」を全国的に推し進めるための条件がようやく整ってきたことがある.

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