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連載 今さら聞けない手術手技 第11回
広背筋皮弁を用いた乳房一次再建
望月 祐一
1
MOCHIZUKI,Yuichi
1
1市立貝塚病院 形成外科
pp.850-851
発行日 2026年9月1日
Published Date 2026/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.134088360330090850
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概要
乳房再建手術の術式には自家組織再建と人工乳房再建があり,行う時期には乳癌切除と同時に行う一次再建と,切除から一定の期間を置いて行う二次再建がある。再建方法と再建時期の選択は,患者の要望や乳癌治療の状況を考慮して判断する。
自家組織再建では,さまざまな部位から採取した皮弁を用いた再建方法が報告されているが,広背筋皮弁は最も利用しやすい皮弁の一つである。その理由として,栄養血管である胸背動静脈がある腋窩を支点に前胸部へ有茎皮弁として移動できること,また広背筋は背中を広範囲に覆う人体の中で最も面積の広い筋肉であり,筋体上のどの部位においても血行の安定した皮島を作成できることにある。しかし,筋肉が比較的薄いため大きな乳房の再建には向いていない。
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