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徹底分析シリーズ 静脈路確保さいこう
私の末梢静脈路確保法—論理的アプローチにもとづき五感を駆使した職人芸を磨こう
村田 寛明
1
Hiroaki MURATA
1
1長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 麻酔集中治療医学
pp.798-801
発行日 2026年8月1日
Published Date 2026/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.134088360330080798
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末梢静脈路の確保は,臨床研修医や若手医師が日常診療で最も多く経験する手技の一つである。患者にとっても,「点滴をしてもらう」ことは痛みを伴う処置の中では遭遇する頻度の高いものである。スムーズな静脈路確保は,患者への侵襲を最小限に抑えるだけでなく,信頼関係を築く第一歩となる。場合によっては,静脈路確保をすみやかに行えるかどうかが救命の成否にかかわるかもしれない。「あの先生は点滴が上手だから安心」と思ってもらえるように,理論にもとづいた確実な技術の習得を目指そう。
静脈路確保の基本的な手技については他稿や成書1,2)に譲り,本稿では個人的なコツ・工夫・こだわりについて言及する。右手で針を持ち,左手で患者の手を保持するという前提で記述する。

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