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特集 理学療法士のための高次脳機能障害ナビ—症候理解から臨床実践まで
重複した高次脳機能障害を有する患者への理学療法の工夫
中村 潤二
1
,
辻本 直秀
1
Junji NAKAMURA
1
,
Naohide TSUJIMOTO
1
1西大和リハビリテーション病院
キーワード:
高次脳機能障害
,
多職種連携
,
退院支援
Keyword:
高次脳機能障害
,
多職種連携
,
退院支援
pp.1161-1166
発行日 2026年10月15日
Published Date 2026/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091505520600101161
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Point
●複数の高次脳機能障害が重複する症例では,各症候が相互に影響し合うため,動作場面における複合的な病態把握と多職種による介助方法の統一が不可欠である.
●在宅復帰の可否は高次脳機能障害の重症度のみならず,家族構成,介護力,住環境にも大きく左右されるため,回復期リハビリテーション病棟においては機能回復と並行して早期からの退院支援・環境調整が求められる.
●医療者が見立てる予後と患者・家族の回復への期待との乖離を埋めるには,実際の介助体験を通じた段階的な意思決定支援が有効である.

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