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増大号特集 —キーワードから読み解く—これからの精神医学・精神医療の10の潮流
Ⅱ 精神医療の潮流を読み解くキーワード
1.当事者が主体の精神医療
潮流⑥ 当事者自身が取り組む治療
インターネット認知行動療法
Internet Cognitive Behavioral Therapy : iCBT
松本 一記
1,2
1鹿児島大学学術研究院医歯学域
2鹿児島大学病院臨床心理室
キーワード:
インターネット認知行動療法
,
internet-based cognitive behavioral therapy
,
iCBT
,
認知行動療法
,
cognitive behavioral therapy
,
CBT
,
保険適用
,
covered by insurance
,
段階的ケア
,
sttepped care
Keyword:
インターネット認知行動療法
,
internet-based cognitive behavioral therapy
,
iCBT
,
認知行動療法
,
cognitive behavioral therapy
,
CBT
,
保険適用
,
covered by insurance
,
段階的ケア
,
sttepped care
pp.675-678
発行日 2026年5月15日
Published Date 2026/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.048812810680050675
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- 参考文献 Reference
用語の定義
インターネット認知行動療法(internet cognitive behavioral therapy:iCBT)とは,ウェブサイト上で認知行動療法(cognitive behavioral therapy:CBT)プログラムを提供する,CBT形式である。CBTは認知と行動に焦点を当てたサイコセラピーで,さまざまな精神疾患に有効であり,個人形式や集団形式で一般に提供される。日本では医師,もしくは看護師が医師と共同して実施した場合にのみ保険適用であったが,2026年6月からは公認心理師が実施する場合も保険適用となる。うつ病・不安症・強迫症・摂食症などに有効性が実証されている。
一般的にiCBT利用者は,自宅で自前の通信機器からオンライン上の治療プラットフォームにアクセスして,CBTプログラムを呼び出し,週に1回分を自力で進めていく。iCBTの治療アドヒアランスには,治療者によるガイドの有無が関与するが,ガイドの有無にかかわらず,iCBTを遂行すると治療効果は十分見込める。

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