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今月の臨床 深掘り!ガイドライン婦人科外来編—併せて知りたい関連ガイドライン
感染症
淋菌・梅毒・骨盤内炎症性疾患の診断と治療—『性感染症 診断・治療ガイドライン2026』とともに読み解く
笹 秀典
1
1所沢美原総合病院婦人科
キーワード:
淋菌感染症
,
梅毒
,
骨盤内炎症性疾患
,
HIV
,
耐性菌
,
咽頭感染
,
RPR
,
TPHA
,
届出
,
抗菌薬
Keyword:
淋菌感染症
,
梅毒
,
骨盤内炎症性疾患
,
HIV
,
耐性菌
,
咽頭感染
,
RPR
,
TPHA
,
届出
,
抗菌薬
pp.728-733
発行日 2026年9月10日
Published Date 2026/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.038698650800090728
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- 参考文献 Reference
POINT
《淋菌感染症》
●淋菌の性器感染の診断は,核酸増幅法または分離培養法で子宮頸管擦過検体や咽頭検体より病原体を検出することで行う.
●治療は,セフトリアキソン静注,スペクチノマイシン筋注の単回投与を第一選択とする.耐性菌が存在するため,治療効果判定を行う.
●パートナーに検査・治療を勧める.
《梅毒》
●梅毒抗体検査(非トレポネーマ脂質抗体検査と梅毒トレポネーマ抗体検査)または梅毒トレポネーマの検出により診断を確定させ,病期診断を行う.
●治療は,アレルギーなど特別な理由がない限りペニシリン系抗菌薬を用いる.
▶早期梅毒には,経口アモキシシリンの4週間投与,あるいはベンジルペニシリン持続性筋注製剤の単回投与が選択できる.
▶後期梅毒ではベンジルペニシリン持続性筋注製剤を週に1回,計3回筋注する.
《骨盤内炎症性疾患》
●問診と診断基準から骨盤内炎症性疾患を考慮し,精査する.
●起因菌が同定されていない初期治療では,患者ごとに問診や診察,検査所見から起因菌を推定し,適応となる抗菌薬を検討する.起因菌が同定された場合は,それに応じた最適治療へ変更する.

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