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増刊号 —産婦人科のこれからを理解するための—重要・最新キーワード103
2章 生殖領域
疾患・病態
卵巣予備能低下/早発卵巣不全(DOR/POI)
河村 和弘
1
1順天堂大学医学部附属順天堂医院産科・婦人科
pp.64-65
発行日 2026年4月20日
Published Date 2026/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.038698650800040064
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- Abstract 文献概要
- 参考文献 Reference
point
◉卵巣予備能低下/早発卵巣不全(DOR/POI)は,若年発症も多く,不妊のみならず骨粗鬆症や心血管疾患など生涯健康に影響する重要な疾患概念である.
◉近年は抗ミュラー管ホルモン(AMH)などによる卵巣予備能評価の普及,遺伝学的解析や自己免疫機序の解明,卵胞活性化療法の試みなどにより,DOR/POIの病態理解と診療体系が大きく進展している.
◉DOR/POIを正しく理解し早期に診断することは,妊孕性温存やART戦略の個別化,エストロゲン欠乏に対するホルモン補充療法の導入,患者のライフプラン形成と心理社会的支援に不可欠であり,臨床医に求められる基礎知識となっている.
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