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連載 ケースレポート
地域医療構想と病院・71
人口過疎地域における病院の役割—オンライン診療を活用した病院によるプライマリケアの実践
松田 晋哉
1
1福岡国際医療福祉大学
pp.476-480
発行日 2026年6月1日
Published Date 2026/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.038523770850060476
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■はじめに
日本の過疎地域においては,当該地域にある小規模な公的病院が唯一の医療機関である場合が少なくない.そのような地域では,自治体や国民健康保険立の診療所もあるが,多くの場合は常勤医が不在で,上記の病院から非常勤の医師が週に何回か対応している.今後少子高齢化のさらなる進行と,都市部への人口移動により,このような状況になる地域が増加するだろう.限られた資源でこの状況に対応するためには,対面診療とICTを活用したオンライン診療の組み合わせ,そして医師から看護師らへのタスクシフトを行っていくことが必要になる.このような試みは日本に先んじて医療資源の適正配置の問題に直面した欧米諸国で行われてきているものでもある.そして,日本においても厳しい状況を克服するために,過疎地域の病院においてICTとタスクシフトを組み合わせた先進事例が生まれている.本稿ではその1つである八幡平市立病院の試みを紹介する.

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