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臨床疫学ゼミでは、これまで産業保健や地域保健、臨床などの現場で働く専門職が「疫学・統計」を学び、日々の実践を「学会発表」や「論文」として発信していくための後押しを続けてきました。2025年11月から2026年6月にかけて開催した全8回のゼミ(第158回〜第165回)では、第34回日本健康教育学会学術大会(URL: https://meeting.letterpress.co.jp/nkkg2026/)との連動企画として「日本健康教育学会で発表しませんか?」をテーマに連続セミナーを開催しました。今回は、実践者が抱く「発表のハードル」を乗り越えるために共有されたさまざまなエッセンスを振り返ります。
第158回では、まず学術大会大会長の福田からさまざまな分野の健康教育・ヘルスプロモーションの実践家向けに「素敵な実践報告のつくり方」と題して、実践報告と研究報告の違い、実践報告作成のこつについてお話ししました。江川賢一氏(東京家政学院大学)からは「エビデンスは現場から作れる」という力強いメッセージが示され、日々の多忙な業務の中にある小さな工夫や実践にこそ価値があり、それを組織への説得力やアカデミア活用につなげる視点が提示されました。第159回では、込山里栄氏・米澤夕紀氏(上尾中央第二病院)が「研究ど素人からの挑戦」と題し、病院職員の生活習慣病未治療者対策に取り組んだリアルなプロセスを報告されました。研究経験ゼロからのスタートだからこその葛藤や乗り越え方は、多くの参加者に親近感と勇気を与えました。日比野浩之氏(順天堂大学)からは、「産業保健現場の活動を学会発表につなげよう」と題し、日常業務からテーマを切り出して学会発表へ導く具体的な着眼点が解説されました。
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