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増大号 何度でも見たい! 一般検査パーフェクトガイド
3章 髄液検査
細胞数算定検査
細胞の形態的特徴と鑑別方法
鈴木 清江
1
1獨協医科大学病院臨床検査センター
キーワード:
髄液に出現する細胞鑑別
,
MG染色
,
細胞出現パターン
Keyword:
髄液に出現する細胞鑑別
,
MG染色
,
細胞出現パターン
pp.860-866
発行日 2026年8月1日
Published Date 2026/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.030126110540080860
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はじめに
一般検査において提出される尿や穿刺液,髄液などにみられる細胞を理解するためには,非上皮性細胞である血液細胞とその病態による動向,また,尿では泌尿器,穿刺液では体腔,髄液では中枢神経系組織を構成する細胞,さらには原発・転移などで出現するさまざまな腫瘍細胞を学ぶ必要がある.髄液において,出現する細胞がどのような成分や働き,出現パターンを持ち,それらがサムソン染色やMay-Grünwald-Giemsa(MG)染色の原理に従い,どのような染色像1)を示すのかを理解することが細胞鑑別の基礎となる.分野にかかわらず,まず血液学2)や組織学3),免疫学4)などの成書も参照されたい.
本稿では,MG染色を中心に髄液に出現する細胞の形態的特徴や鑑別方法,出現パターンなど,一般検査に従事する臨床検査技師に必要な知識や考え方を解説する.サムソン染色は酢酸が添加されており核型は認識しやすいが,フクシンの単染色では判定に限界があり,核構造や細胞質顆粒など細胞の詳細な観察にはロマノフスキー効果やメタクロマジーによる細胞成分の染分けが可能なMG染色が必須である.

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