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増大号 何度でも見たい! 一般検査パーフェクトガイド
2章 糞便検査
糞便検査
便中カルプロテクチン検査
須藤 由美子
1
1杏林大学医学部付属病院臨床検査部
キーワード:
カルプロテクチン
,
炎症性腸疾患
,
潰瘍性大腸炎
,
蛍光酵素免疫測定法
Keyword:
カルプロテクチン
,
炎症性腸疾患
,
潰瘍性大腸炎
,
蛍光酵素免疫測定法
pp.830-831
発行日 2026年8月1日
Published Date 2026/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.030126110540080830
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- Abstract 文献概要
- 参考文献 Reference
はじめに
カルプロテクチンはS100タンパクファミリーに属するカルシウム・亜鉛結合タンパクである1).主に好中球から産生され,ほかに単球,マクロファージ,腸管上皮細胞からも産生される.腸管に炎症が生じると好中球が動員し,炎症に伴い単球や腸管上皮細胞が活性化され,カルプロテクチンが放出される.そして,腸管内に放出されたカルプロテクチンは便に混ざって排出される.腸管炎症に伴う好中球の腸管腔への移行に比例して便中のカルプロテクチン濃度は上昇するので,腸管粘膜の炎症程度を評価できる.炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎,クローン病)の診断補助およびの病勢把握として用いられる2).
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