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特集 QOLのある風景—“ちょっとした”ところにある患者さんの困りごとを考える
ちょっとした日常にあるQOL
「ついでの相談」は患者QOLを変える?
奥 知久
1
1おく内科・在宅クリニック
キーワード:
ついでの相談
,
additional concerns/hidden concerns
,
アジェンダ設定
,
agenda setting
,
ドアノブ現象
,
door-knob phenomenon
,
患者中心の医療
,
patient-centered care
,
対人的継続性
,
interpersonal continuity
Keyword:
ついでの相談
,
additional concerns/hidden concerns
,
アジェンダ設定
,
agenda setting
,
ドアノブ現象
,
door-knob phenomenon
,
患者中心の医療
,
patient-centered care
,
対人的継続性
,
interpersonal continuity
pp.1382-1385
発行日 2026年8月10日
Published Date 2026/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.002576990630091382
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- 参考文献 Reference
Point
◎患者は受診ごとに平均2.7件の問題を持ち込み,大半が重要な懸念を言えずにいる.
◎「ついでの相談」により生活の質(QOL)改善を直接示すランダム化比較試験は少ないが,患者中心のコミュニケーションが健康アウトカムを改善することは示されている.
◎診察冒頭のアジェンダ設定と肯定的語調の問いかけ(“some”condition)が,「ついでの相談」の開示率を高める実践的手法として有効である.
◎「すべて解決しようとする」より患者の訴えを「受け取る」ことが,満足度とQOL向上に影響する.
◎家庭医の対人的継続性(interpersonal continuity)こそが「ついでの相談」を生む土壌であり,困りごとだけでなく人生の喜びをも分かち合う関係性を育む.

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