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特集 概念を磨く,看護が変わる—理論看護研究会がめざすこと
概念分析ハイブリッドモデルの可能性—「Communion(交感)」の概念開発を例に
山下 裕紀
1,2
1関西医科大学看護学部
2関西医科大学大学院看護学研究科
pp.122-134
発行日 2026年4月15日
Published Date 2026/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.002283700590020122
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関西医科大学の山下裕紀です。本日は私が修士論文と博士論文で取り組み,そして現在も探究を続けている研究をベースに,概念分析のハイブリッドモデルについてお話します。修士論文執筆過程での概念との出会いから,ハイブリッドモデルを用いた概念分析のプロセスについて,ハイブリッドモデルを用いた自身の博士論文の研究の分析と統合させながら,ご紹介したいと思います。
私は,脳卒中による失語症患者の看護をテーマに研究を行っています。その中で「Communion(交感)」という概念と出会いました。修士論文は「脳卒中失語症患者とケア提供者とのあいだの交感のありよう」(山下,2008),博士論文は「脳卒中失語症患者と看護師のあいだにあるcommunion(交感)の構造化」(山下,2016)というタイトルでまとめました。この博士論文は,『看護におけるcommuinionの構造化』(山下,2018)というタイトルで書籍化しており,また『看護研究』誌にも概要を紹介しています(山下,2019)。

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