特集 概念を磨く,看護が変わる—理論看護研究会がめざすこと
—対談—概念分析とは何をすること? あらためて考えてみよう
坂下 玲子
1,2
,
小野 博史
2
1兵庫県立大学
2兵庫県立大学看護学部
pp.114-121
発行日 2026年4月15日
Published Date 2026/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.002283700590020114
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概念分析の難しさ
小野 最近,概念分析について取り扱う論文をよく目にするようになりました。ですが,論文を読んでも内容がよくわからないという声を耳にすることがあります。
坂下 いわゆるリサーチペーパーでは,IMRaD(イムラッド)構造,つまりIntroduction(導入:I),Methods(研究方法:M),Results(結果:R),Discussion(考察:D)という形で構成されるので,概念分析がどう位置づけられるのかがわかりにくいですね。そもそも概念分析は調査を通して結果を得る性質のものではないので,難しいかもしれません。

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