動向
包括期の入院医療急性期病棟の指標拠点機能など議論―中医協・入院医療等分科会―
pp.6-9
発行日 2025年10月1日
Published Date 2025/10/1
DOI https://doi.org/10.57527/JUNPO2977003
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- サイト内被引用
中医協の入院・外来医療等の調査・評価分科会(尾形裕也分科会長)が、令和8年度診療報酬改定に向けて、活発な議論を行っている。9月11・18日には、「包括期の入院医療」や「重症度、医療・看護必要度」、「総合入院体制加算と急性期充実体制加算」がテーマとなった。令和6年度改定を検証しつつ、新たな地域医療構想との整合性を図りながら、現状と課題を整理する議論を行っている。包括期の入院医療では、地域包括医療病棟において、きめ細かな報酬設定を行うため医療資源投入量の分析を続けている。「重症度、医療・看護必要」では、B項目の意義を議論するとともに、内科系症例が配慮される見直し案が提示された。総合入院体制加算と急性期充実体制加算については、複数の委員から統合を検討すべきとの意見が出た。

Copyright © 2025 Syakaihokennkennkyuujo All Rights Reserved.