動向
急性期入院医療の地域医療構想と診療報酬の整合―中医協・入院医療等分科会で議論―
pp.14-17
発行日 2025年6月11日
Published Date 2025/6/11
DOI https://doi.org/10.57527/JUNPO2966004
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中医協の入院・外来医療等の調査・評価分科会(尾形裕也分科会長)は5月22日、令和8年度診療報酬改定に向け、急性期入院医療(その1)と高度急性期入院医療(その1)を議論した。現在国会に提出中の医療法等一部改正法案に盛り込まれている新たな地域医療構想では、病床機能に加え、医療機関機能が提案されている。地域の急性期を担う機能としては、「急性期拠点機能」「高齢者救急・地域急性期機能」等があり、これと診療報酬を整合させる必要が出てくる。厚労省は高度急性期・急性期の診療報酬項目の分析結果(『資料』参照)を示し、医療機関機能と診療報酬を紐づける議論を促した。

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