レコーダ 医療経済フォーラム・ジャパン第120回定例研修会
性差医学・医療の日本導入から女性の健康ナショナルセンターが創設されるまでの道のり
天野 惠子
1
1日本性差医学・医療学会理事
pp.6-17
発行日 2025年4月11日
Published Date 2025/4/11
DOI https://doi.org/10.57527/JUNPO2960003
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医療経済フォーラム・ジャパン(会長=中村洋・慶應義塾大学大学院教授)主催の第120回定例研修会が2月10日に都内で開かれ、日本性差医学・医療学会理事の天野惠子氏が「性差医学・医療の日本導入から女性の健康ナショナルセンターが創設されるまでの道のり」をテーマに講演した。 男女の性差を考慮した性差医療を日本に初めて紹介し、現在も埼玉県新座市の静風荘病院で「女性外来」に取り組む天野氏は、四半世紀にわたる日本の性差医療の歴史を振り返るとともに、健康と疾病に関する男女差について解説。昨年設立された「女性の健康総合センター」に期待を示し、「すべての医学研究領域で性差の視点が取り入れられ、臨床現場に活かされることをさらにめざす」と訴えた。講演要旨を紹介する。

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