潮流
美容医療検討会が違法事例対応で報告書 医療部会では事後対応について再び疑義
pp.34-35
発行日 2024年12月11日
Published Date 2024/12/11
DOI https://doi.org/10.57527/JUNPO2948012
- 有料閲覧
- 文献概要
自由診療である美容医療後の副作用や合併症に保険診療で対応する事例が増えている可能性がある状況への問題意識が病院団体の関係者間で高まっている。「美容医療の適切な実施に関する検討会」(小野太一座長)が美容医療の違法・不適切な事例への対応策などについて4回の議論をまとめた報告書を11月22日に公表したのを受け、厚労省が同28日の社会保障審議会・医療部会(遠藤久夫部会長)で内容を説明したところ、保険診療での対応を疑問視する意見が複数出た。 同様の意見は、同検討会の途中経過を議論した10月30日の医療部会でも出ており、自由診療である美容医療後に必要となる医療の対応は自由診療ですべきとの趣旨だ。
Copyright © 2024 Syakaihokennkennkyuujo All Rights Reserved.