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Keyword: ▶緩和ケアは,心不全の病期全体にわたり役割があり,心不全の経過の初期に始まり,末期で強まり,介護者の死別にまで及び,そのもたらす効果も多岐にわたる. , ▶心不全の緩和ケア提供においては生命維持装置の中止のような重大な決定が治療経過の中でなされる場合があり,臨床倫理の考え方を知っておくことが望ましい. , ▶心不全患者の症状緩和が不十分であれば意思決定を行うことが困難であるとともに,患者および家族のQOLおよびQODを高度に低下させるものであり,薬物療法・非薬物療法は重要な緩和ケアの要素である. , ▶症状緩和目的の薬剤使用はガイドラインなどを参考にして適切に行っていく必要がある. , ▶精神・心理的苦痛は疾病経過とともに増悪と寛解を繰り返しながら進行するため,心のケアを考えるうえでも心不全の病期を意識することは非常に重要である. , ▶心不全患者はさまざまな喪失体験を経験しており,自己肯定感や自己効力感の低下,社会的役割の喪失などの心理社会的な苦痛を強めており,スピリチュアルペインへの介入も忘れてはならない. , ▶心不全患者にACPを行っていくうえで予後予測の困難さは大きな障壁であり,その不確実性について患者への疾患啓発と医療者への教育を要する. , ▶心不全療養指導士には病院から在宅,地域医療まで幅広く心不全患者をサポートすることが期待されている. pp.202-206
Published Date 2026/2/1
DOI https://doi.org/10.50936/mp.43.02_010

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基本情報

電子版ISSN 印刷版ISSN 0910-1551 文光堂

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