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Keyword: ▶感染した場所と状態によって市中肺炎,医療・介護関連肺炎,院内肺炎の3つに分類されるが,この中で市中肺炎は耐性菌が原因菌となる頻度が少なく予後が最も良い. , ▶非定型肺炎から細菌性肺炎を鑑別するために,マイコプラズマ肺炎鑑別表やレジオネラ・スコアモデルを利用する. , ▶抗菌薬療法には,標的治療とエンピリック治療があるが,実臨床では後者を行うことが多い. , ▶市中肺炎に対するエンピリック治療(抗菌薬選択)は,重症度,原因菌の統計的頻度,細菌性の可能性などから決定される. , ▶軽症細菌性肺炎に対しては,経口ペニシリン系薬や経口レスピラトリーキノロン系薬を外来で5~10日間用いる. , ▶中等症以上の細菌性肺炎に対しては,入院のうえペニシリン系注射薬,第3世代セフェム系注射薬,LSFXなどの抗菌薬を用いる. , ▶ICUで管理しなければならない超重症に対しては,カルバペネム系などの広域抗菌薬を中心とした併用療法を行う. , ▶重症肺炎に対しては,予後改善を目的としてステロイド薬を投与する. , ▶エンピリック治療開始後の効果判定は,治療開始72時間後を目安に行い,de-escalation治療やescalation治療への変更,鑑別診断の再検討などを行う. pp.1722-1726
Published Date 2025/11/1
DOI https://doi.org/10.50936/mp.42.11_020

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電子版ISSN 印刷版ISSN 0910-1551 文光堂

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