Land-Mark papers in Oncology~エポックメイカーとなった論文~
「治療」PALOMA-2試験
小林 隆之
1
1がん研有明病院乳腺内科副部長
pp.62-62
発行日 2023年5月30日
Published Date 2023/5/30
DOI https://doi.org/10.34449/J0096.07.02_0062-0062
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癌の特徴のひとつに無秩序な細胞分裂・増殖が挙げられる。特に乳癌においてはエストロゲンシグナルの下流に位置するサイクリンDの過剰発現や遺伝子増幅,またサイクリンDと活性複合体を形成するCDK4・CDK6の遺伝子増幅が認められており,格好の治療ターゲットと考えられて開発されたのが選択的CDK4/6阻害剤パルボシクリブである。
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