特集 Special Article:
入院・外来治療における取り組みの現状 2.専門医療機関から一般医療機関へのはたらきかけ
和気 浩三
1
1新生会病院病院長
キーワード:
アルコール専門医療機関
,
一般医療機関
,
連携
,
早期介入
,
トリートメントギャップ
Keyword:
アルコール専門医療機関
,
一般医療機関
,
連携
,
早期介入
,
トリートメントギャップ
pp.14-18
発行日 2019年2月15日
Published Date 2019/2/15
DOI https://doi.org/10.34449/J0078.07.01_0014-0018
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アルコール専門医療機関と一般医療機関との連携は,アルコール依存症のトリートメントギャップを改善するための大きな課題である。研修会による啓発活動や,介入スキルの提供など,専門医療機関からのはたらきかけにより,一般医療機関で早期介入が進むことが期待されるが,その実現は容易ではない。専門医療機関からのはたらきかけだけでは限界があり,今後,重症例への介入だけでなく,一般医療機関で水面下に隠れているアルコール依存症の軽症群や予備軍への早期介入を進めていくために,スクリーニングとブリーフ・インターベンションの診療報酬化が望まれる。「KEY WORDS」アルコール専門医療機関,一般医療機関,連携,早期介入,トリートメントギャップ
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