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補助循環による小児重症心不全管理
平田 康隆
1
1東京大学医学部附属病院心臓外科准教授
pp.16-19
発行日 2019年8月20日
Published Date 2019/8/20
DOI https://doi.org/10.34449/J0055.11.02_0016-0019
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日本の心臓血管外科治療の最先端を担ってきた東京大学医学部附属病院心臓外科。新生児から高齢者まで幅広い年齢層を対象に,先天性心疾患,虚血性心疾患,心臓弁膜症,大動脈疾患などすべての分野であらゆる手術に対応が可能だ。特に,小児から成人の重症心不全の治療においては日本全国から患者が紹介されてきており,左室形成術,僧帽弁形成術に加え,体外式/植え込み型補助人工心臓や心臓移植においてわが国をリードしている。ここでは,補助循環による重症心不全管理を中心に,同科における先天性心疾患領域の診療の実際と今後の展望について,同領域手術責任者である平田康隆先生にお話をうかがった。
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