巻頭座談会 Round-Table Discussion
NCPRの現状と課題
茨 聡
1
,
田村 正徳
2
,
細野 茂春
3
,
草川 功
4
1鹿児島市立病院総合周産期母子医療センター新生児内科部長
2埼玉医科大学総合医療センター小児科学教室特任教授/総合周産期母子医療センター長/小児医療センター長
3自治医科大学附属さいたま医療センター周産期科新生児部門教授
4聖路加国際病院小児科医長
pp.8-15
発行日 2019年8月20日
Published Date 2019/8/20
DOI https://doi.org/10.34449/J0055.11.02_0008-0015
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新生児蘇生法(NCPR)普及事業は,「すべての分娩にNCPRを習得した医療スタッフが新生児の担当者として立ち会うことができる体制」の確立を目指し,2007年7月から普及活動を開始した。本事業の主要な活動は,出生時に胎外呼吸循環が順調に移行できない新生児に対し,いかにして心肺蘇生法を行うべきかを学ぶNCPR講習会の開催であり,講習会で指導するインストラクターの育成も行っている。本座談会ではNCPRの立ち上げから現在まで,さらにNCPRの現状と課題,制度改革と今後の課題についてご討論いただいた。
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