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ディベロップメンタルケア 新築移転に伴うディベロップメンタルケアに対しての工夫
桑原 貴子
1
1鹿児島市立病院総合周産期母子医療センター新生児内科医長
pp.22-26
発行日 2015年12月1日
Published Date 2015/12/1
DOI https://doi.org/10.34449/J0055.07.03_0022-0026
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「はじめに」鹿児島市立病院は2015年5月に新築移転開院した(敷地面積44,632m2,地上8階,塔屋1階,病床数574床)(写真1)。当院はこれまでも新生児内科と産科で周産期母子医療に力を入れてきたが,移転を契機にこの2部門に小児科と小児外科を加え,「成育医療センター」として統合。24時間体制で高度医療を提供し,出生前から小児期まで一貫した治療を提供できるようになった。新生児集中治療室(NICU)も大きくリニューアルしている。NICU内の病床数は80床〔NICU36床,発育発達支援室(GCU)12床,新生児回復室32床〕と変化はないが,病床面積は約1,700㎡と旧病院の約1.6倍となり広々とした空間に生まれ変わった。これまで当院のNICUが行ってきたディベロップメンタルケアに加え,新築に伴い,新たに設けた設備,工夫などを紹介したいと思う。「Key words」 病院新築移転,ディベロップメンタルケア,NICUリニューアル, OPERAシステム
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