特集 CURRENT TOPICS 消化器がんの内科的治療法の進歩
2 胃がん 2)ESD
東 佑香
1
,
平澤 俊明
2
1公益財団法人がん研究会有明病院上部消化管内科
2公益財団法人がん研究会有明病院上部消化管内科 部長
pp.32-36
発行日 2020年12月25日
Published Date 2020/12/25
DOI https://doi.org/10.34449/J0039.16.02_0032-0036
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ESDの台頭により早期胃がんを低侵襲に治療することができるようになった。適応拡大病変とされていた病変も絶対適応となり,さらに幅広い病変を治療できるようになったため,ESDは胃がん治療においてその重要性を増している。ESDの適応やESD後の治療方針を決める内視鏡的根治度,胃がんを早期発見するための診断学,安全にESD治療するための手技の工夫について述べる。
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