Japanese
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増刊号 消化管診断・治療手技のすべて2021
十二指腸
治療
ESD
Endoscopic Submucosal Dissection for Duodenal Tumor
矢作 直久
1
,
佐々木 基
1
1慶應義塾大学医学部腫瘍センター低侵襲療法研究開発部門
pp.670-671
発行日 2021年5月24日
Published Date 2021/5/24
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403202398
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表在型非乳頭部十二指腸上皮性腫瘍(superficial non-ampullary duodenal epithelial tumor ; SNADET)に対する内視鏡的粘膜下層剝離術(endoscopic submucosal dissection ; ESD)は,他臓器のものとは難易度もリスクも全く異なるため,食道や大腸の手技に慣れているというだけで気軽にトライすべきものではない.十二指腸の場合,偶発症に対して適切な対応ができなければ致死的な状況に進展しかねないため,十分な知識と技量を備えた術者が,万全なリスクマネージメント体制のもとで行うべきである.
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