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第30回 上級国民・下級国民と医師・医療
杉山 敏郎
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1北海道大学病院先進消化器がん分子標的治療・予防学研究部門特任教授
pp.70-72
発行日 2020年2月20日
Published Date 2020/2/20
DOI https://doi.org/10.34449/J0039.15.02_0070-0072
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奇妙なタイトルだが,今,上級国民・下級国民がSNS上で炎上中である。退職してもっともありがたいことは「自分の時間を自分で配分できる」こと。とはいえ今も国立大学研究部門の常勤特任教授職なので「部門設置目的に沿った研究と関連する臨床(外来)」は必須ではあるが,何より学生教育や講座・大学運営管理業務から解放されストレスは激減した。欧州ヘリコバクター学会への出席と夏休みを兼ねた1週間の海外旅行の帰路の空港ラウンジで本文を書き終えた。
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