MY SETBACKS 私が挫折しそうになった経験
第2回
藤本 一眞
1
1国際医療福祉大学大学院 教授・副大学院長
pp.70-71
発行日 2018年7月10日
Published Date 2018/7/10
DOI https://doi.org/10.34449/J0039.14.01_0070-0071
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挫折しそうになった経験ということは,“最終的には挫折しなかった”ということなのかと思いながら文章を進めていくことになりそうです。私の医師としての道のりは挫折しそうになったことの繰り返しのような気がします。私は昭和54年に医学部を卒業し,大学を卒業するとまずは医局を決めることになります。当時の九州大学は,医局長室に呼ばれてここに印鑑を押してという形で入局が決まっていました。私も同級生と2人で医局長室に呼ばれて,医局長・副医局長(2人とも優しいけれど強引な先生で,おひとりはその後国会議員になられました)から6年生の夏前に入局だよといわれたのを覚えており,九州大学第一内科に入局しました。
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