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第23回 佐賀県の胃がん検診を考える
藤本 一眞
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1国際医療福祉大学大学院 教授・副大学院長
pp.80-81
発行日 2016年9月30日
Published Date 2016/9/30
DOI https://doi.org/10.34449/J0039.12.01_0080-0081
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佐賀県において胃がんの地域(対策型)検診を責任者として長年遂行してきました。85万人弱の人口の佐賀県において検診で発見される胃がんは10年前が100名前後,最近では50名前後と減ってきています。今年までは胃X線検査による検診が主流でやってきましたが,他県同様にいくつかの問題点が出てきています。検診を実施するほうの問題点としては,胃X線検査をする放射線技師が高齢化しており,人数を確保するのがだんだん難しくなっていることでしょう。
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