通巻120号 記念座談会
『HORMONE FRONTIER IN GYNECOLOGY』を振り返って
武谷 雄二
1
,
神崎 秀陽
2
,
倉智 博久
3
,
吉村 泰典
4
,
木村 正
5
,
藤原 浩
6
,
大須賀 穣
7
1東京大学名誉教授 医療法人社団レニア会アルテミスウイメンズホスピタル理事長
2関西医科大学常務理事/名誉教授
3地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪母子医療センター総長
4福島県立医科大学副学長/慶應義塾大学名誉教授
5大阪大学大学院医学系研究科産科学婦人科学教室教授
6金沢大学医薬保健研究域医学系産科婦人科学教授
7東京大学大学院医学系研究科産婦人科学教授
pp.81-89
発行日 2023年12月1日
Published Date 2023/12/1
DOI https://doi.org/10.34449/J0015.30.04_0081-0089
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吉村:本誌が創刊された1993年当時,生殖内分泌は産婦人科研究・臨床のまさに主流でした。武谷先生が,産婦人科学の進歩に資する季刊誌として,最先端の領域であるホルモンに焦点を当てた雑誌の発行を企図され,『HORMONE FRONTIER IN GYNECOLOGY』の誕生に至ったわけです。武谷先生は,創刊から20年間,編集主幹として本誌を牽引されてきました。創刊時から一昨年まで編集委員を続けられた水沼英樹先生(福島県立医科大学)も常々おっしゃっていたように,強烈なリーダーシップを発揮されて,本誌のユニークな地位を築かれてきました。武谷先生,まずは本誌創刊時の思いについて,お話を聞かせていただけますか。
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