特集 花粉症の基礎・臨床Overview
花粉症におけるヒノキ花粉飛散の意義
岡野 光博
1
1国際医療福祉大学医学部耳鼻咽喉科学 教授
キーワード:
花粉症
,
ヒノキ花粉
,
免疫療法
,
Cha o 3
,
IgE
Keyword:
花粉症
,
ヒノキ花粉
,
免疫療法
,
Cha o 3
,
IgE
pp.13-18
発行日 2020年4月20日
Published Date 2020/4/20
DOI https://doi.org/10.34449/J0001.38.04_0013-0018
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ヒノキ花粉 (Chamaecyparis obtuse) は春季飛散花粉の1つであり,通常はスギ花粉 (Cryptomeria japonica) の飛散後,4月上~中旬をピークとして飛散する。スギ花粉症患者の多くはスギ花粉の飛散が終了した後もヒノキ花粉による症状が続くため,現在ではスギ・ヒノキ花粉症 (Japanese cedar/cypress pollinosis:JCCP) とも呼ばれる。本稿では,スギ・ヒノキ花粉症におけるヒノキ花粉飛散の意義について概説する。「KEY WORDS」花粉症,ヒノキ花粉,免疫療法,Cha o 3,IgE
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