特集 ロコモティブシンドローム,サルコペニアとフレイル:それらの概念・現状と将来展望
フレイル ICF(国際生活機能分類)の考え方とフレイル
筒井 孝子
1
1兵庫県立大学大学院経営研究科教授
キーワード:
ICF
,
frailty
,
分類
,
評価
Keyword:
ICF
,
frailty
,
分類
,
評価
pp.47-52
発行日 2017年10月20日
Published Date 2017/10/20
DOI https://doi.org/10.34449/J0001.35.10_0047-0052
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2001年5月にジュネーブで開かれた第54回世界保健機関(World Health Organization;WHO)総会で国際生活機能分類(International Classification of Functioning, Disability and Health;ICF)が採択され,約16年が経過した。ICFの原点は,1893年死因分類を目的に国際統計協会により作成された国際疾病分類(International Statistical Classification of Diseases and Related Health Problems;ICD)である。これは10年ごとに修正され,1948年の第6回修正からは,WHOの事業となり,内容も充実してきた。現在はICD-10が使用され注1),疾患統計や死亡統計の国際比較が可能となるとともに,各種の補助分類「WHOの国際分類ファミリー」が開発されてきた。「KEY WORDS」ICF,frailty,分類,評価
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