特集 膵癌への挑戦
膵癌のEUS-FNA診断の意義と限界
齋藤 圭
1
1東京大学医学部附属病院消化器内科
キーワード:
EUS-FNA
,
膵癌
Keyword:
EUS-FNA
,
膵癌
pp.31-34
発行日 2017年1月20日
Published Date 2017/1/20
DOI https://doi.org/10.34449/J0001.35.01_0031-0034
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超音波内視鏡検査(endoscopic ultrasound;EUS)は,1980年に報告されて以来,膵癌画像診断になくてはならないものとなり,EUSを応用した超音波内視鏡ガイド下穿刺吸引細胞診(EUS-FNA)は1992年にVilmannらが膵腫瘤に対する臨床応用を報告してから1),欧米を中心に普及を遂げてきた。わが国でも2010年4月に保険収載され,その後急速に普及を遂げ,膵癌診断に不可欠な手技となっている。「KEY WORDS」EUS-FNA,膵癌
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