特集 RSウイルス感染症の新しい時代
Ⅱ.RSウイルス感染症の臨床~過去から現在へ~
診断と治療の歴史
堤 裕幸
1
1北海道済生会小樽病院みどりの里
キーワード:
RSウイルス
,
細気管支炎
,
肺炎
,
POCT
Keyword:
RSウイルス
,
細気管支炎
,
肺炎
,
POCT
pp.1149-1153
発行日 2026年9月1日
Published Date 2026/9/1
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000002448
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SUMMARY
▷RSウイルスは1955年に米国において呼吸器感染の原因として発見されたが,乳幼児に細気管支炎などの下気道炎を起こす原因ウイルスとして最も重要である.
▷RSウイルス感染症の病因診断は,細胞培養によるウイルス分離,酵素免疫測定法(EIA)による臨床現場即時検査(POCT)としての迅速抗原検査,そして複数の病原体を同時に検出する遺伝子増幅法と進んできた.
▷RSウイルス下気道炎に対する治療は適切な輸液,気道分泌物の機械的な除去,適切な体位,加湿された酸素の投与などの対症療法が基本であり,これは昔も今も変わらない.

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