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Medicina(Tokyo) Volume 58, Issue 5 （April 2021）

medicina 58巻5号（2021年4月発行）

特集その考えはもう古い！—最新・感染症診療

感染症検査の今

迅速診断キットアップデート上原由紀 ^1,2 ¹聖路加国際病院臨床検査科 ²聖路加国際病院感染症科キーワード：迅速診断キット , point of care testing , POCT , A群溶血レンサ球菌 , 肺炎球菌 , レジオネラ , マイコプラズマ , インフルエンザ , RSウイルス , ヒトメタニューモウイルス , アデノウイルス , ノロウイルス , ロタウイルス , 水痘・帯状疱疹ウイルス , 単純ヘルペスウイルス , デングウイルス , 新型コロナウイルス Keyword: 迅速診断キット , point of care testing , POCT , A群溶血レンサ球菌 , 肺炎球菌 , レジオネラ , マイコプラズマ , インフルエンザ , RSウイルス , ヒトメタニューモウイルス , アデノウイルス , ノロウイルス , ロタウイルス , 水痘・帯状疱疹ウイルス , 単純ヘルペスウイルス , デングウイルス , 新型コロナウイルス pp.578-582

発行日 2021年4月10日 Published Date 2021/4/10

DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402227577

PDF(1539KB)

Point

◎一般に，迅速診断キットは感度よりも特異度が高く，微生物検査室の通常検査では培養困難な微生物の診断において威力を発揮する．

◎一方で，迅速診断検査では，状況によっては偽陽性も起こり得ることに注意する．

◎検査前確率で診断的中率が左右されることを忘れてはならない．

基本情報

電子版ISSN 1882-1189 印刷版ISSN 0025-7699 医学書院