特集 小児科医が知っておくべきスポーツの光と影
Ⅲ.スポーツの健康被害と取り組み
成長期野球選手の肘を守ろう
山﨑 哲也
1
1横浜南共済病院スポーツ整形外科
キーワード:
成長期
,
野球肘
,
離断性骨軟骨炎
,
野球肘検診
,
投球制限
Keyword:
成長期
,
野球肘
,
離断性骨軟骨炎
,
野球肘検診
,
投球制限
pp.333-338
発行日 2026年3月1日
Published Date 2026/3/1
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000002093
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SUMMARY
▷野球肘とは,ボールを投げると肘が痛む状態で,小さな外力のくり返しにより生じた慢性のスポーツ障害である.
▷成長期に生じる野球肘には,肘内側部の内側上顆骨軟骨障害,外側部の上腕骨小頭離断性骨軟骨炎,後方部の後方インピンジメント障害と肘頭骨端線障害がある.
▷成長期野球肘の予防として,上肢・肩甲帯および体幹・下肢など全身の機能をチェックと投球制限,および早期発見として,無症状の選手の隠れた病変を検出する野球肘検診が重要である.

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