特集 小児科医が知っておくべきスポーツの光と影
序文
古庄 知己
1
1信州大学医学部遺伝医学教室
pp.269-269
発行日 2026年3月1日
Published Date 2026/3/1
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000002081
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スポーツ立国の実現を目指して平成23年に制定されたスポーツ基本法において,スポーツは世界共通の人類の文化であり,国民が生涯にわたり心身ともに健康で文化的な生活を営むうえで不可欠なものであるとともに,スポーツを通じて幸福で豊かな生活を営むことはすべての人々の権利であるとされています(令和6年度文部科学省白書).こうした「光」の側面とともに,未成年のいわゆるジュニアアスリートの時期に短期的な競技力の向上を求められることによってもたらされる心身の健康被害という「影」の側面も無視できません.本特集号は,私が会長をつとめる長野県小児保健協会が2024年に開催した市民公開シンポジウム「未来あるジュニアアスリートを地域で大切に育てよう!」での出会いと,私個人が野球や陸上競技に取り組むなかで育んできた「スポーツ愛」,そしてスポーツを通じて築いてきた人とのかけがえのないご縁をもとに企画いたしました.

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