特集 遺伝カウンセリングを学ぼう!
Ⅱ.様々な場面での遺伝カウンセリング
Noonan症候群
大場 大樹
1
1埼玉県立小児医療センター遺伝科
キーワード:
先天異常症候群
,
包括的管理
,
家系例
,
両親検査
,
アンティシパトリーガイダンス
Keyword:
先天異常症候群
,
包括的管理
,
家系例
,
両親検査
,
アンティシパトリーガイダンス
pp.954-958
発行日 2025年8月1日
Published Date 2025/8/1
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000001738
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SUMMARY
▷Noonan症候群は小児科医が診療する機会の多い先天異常症候群の1つである.
▷20~40%は家系例であり,発端者である子ども診断を契機に親の診断に至ることもある.
▷未診断な親の検査は,両親の抱える心理社会的な負担にも配慮しながら慎重に検討する.
▷両親の診断を目的とした遺伝カウンセリングではアンティシパトリーガイダンスの実施が望ましい.

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