Japanese
English
臨床経験
オステオポイキローシスの1家系3症例
Osteopoikilosis, three cases in a family
小林 明正
1
,
真角 昭吾
1
Akimasa KOBAYASHI
1
,
Shogo MASUMI
1
1北里大学医学部整形外科学教室
1Dept. of orthop. surg., school of mcdicine, Kitasato university
キーワード:
オステオポイキローシス
,
osteopoikilosis
,
X線所見
,
X-ray finding
,
家系例
,
family cases
Keyword:
オステオポイキローシス
,
osteopoikilosis
,
X線所見
,
X-ray finding
,
家系例
,
family cases
pp.633-636
発行日 1980年6月25日
Published Date 1980/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408908633
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Osteopoikilosisは管状骨の骨端から骨幹端にかけて,あるいは扁平骨の海綿質内に円形〜斑点状の小さな硬化病巣が散在する遺伝性疾患である.本疾患は無症状に経過するため,捻挫や打撲などの外傷を機会にして偶然に発見されることが多い.したがつて報告例も少なく,比較的稀な疾患とされている.
ここに報告する14歳女性の発端者も両膝関節痛を主訴として来院し,偶然にもX線所見上斑点状の骨硬化像を見いだしたものであり,さらに家族の調査を行つた結果,全く無愁訴の母親と兄にも同一疾患を認めた.
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