特集 トリソミーのすべて:NIPTの時代に(Down症候群,18トリソミー症候群,13トリソミー症候群)
Ⅲ.長期的医療・ケア
13または18トリソミー症候群の在宅医療
熊田 知浩
1
1くまだキッズ・ファミリークリニック
キーワード:
訪問診療
,
在宅療養指導管理
,
肺高血圧
,
気道クリアランス
,
インクルーシブ教育
Keyword:
訪問診療
,
在宅療養指導管理
,
肺高血圧
,
気道クリアランス
,
インクルーシブ教育
pp.1079-1085
発行日 2023年9月1日
Published Date 2023/9/1
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000000624
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SUMMARY
▷13/18トリソミーのある子どもの在宅医療において,基幹病院と訪問診療,訪問看護,訪問リハビリテーションなどとの連携が重要である.
▷13/18トリソミーのある子どもは先天性心疾患に伴う肺高血圧や心不全による急変のリスクがあり,急変時を想定した事前の話し合いが必要である.
▷13/18トリソミーのある子どもは側彎・気道狭窄・嚥下障害等により気道クリアランスが悪化しやすいため細やかな呼吸管理や呼吸理学療法が重要である.
▷13/18トリソミーのある子どもは年齢発達に合わせて児童発達支援,保育所,幼稚園,学校と医療が連携して社会生活を支援する必要がある.
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