特集 小児の治療方針
11 消化器
肛門周囲膿瘍,痔瘻
井上 幹大
1
1藤田医科大学小児外科
pp.659-661
発行日 2023年4月15日
Published Date 2023/4/15
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000000342
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小児において肛門周囲膿瘍,痔瘻を発症するのは乳児期が多く,日常的に遭遇する頻度は高い.感染をくり返すことはあるが,多くは保存的治療や切開排膿を行いながら経過観察することで1歳頃までに治癒する.まれに炎症性腸疾患や免疫異常などが原因となっている場合があることに注意して診療をすすめる必要がある.
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