特集 小児の治療方針
3 感染症
各 論
ネコひっかき病(バルトネラ感染症)
沼﨑 啓
1
1国際医療福祉大学大学院医療福祉学研究科国際感染症学
pp.190-192
発行日 2023年4月15日
Published Date 2023/4/15
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000000201
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ネコひっかき病(cat scratch disease:CSD)はひっかきをはじめとするネコなどとの接触によるBartonella henselaeなどのバルトネラ属菌の感染で発症する.典型的な経過では受傷後10~14日に局所リンパ節が腫大し,発熱,全身倦怠感などの症状が数週間持続する.
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