特集 オンコ・ジェネラリスト—「がん」に強い総合診療医をめざして
【治療に関わる!連携する!】
【治療コラム】
ジェネラリストによる悪性リンパ腫治療
東 光久
1,2
1福島県立医科大学 白河総合診療アカデミー
2白河厚生総合病院 総合診療科
キーワード:
R-CHOP
,
非がん治療医
Keyword:
R-CHOP
,
非がん治療医
pp.1234-1235
発行日 2018年9月15日
Published Date 2018/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429201691
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筆者が血液専門医ということもあり、白河総合診療アカデミーでは、当科で診断した「悪性リンパ腫」は、原則として当科でそのまま診療し、R-CHOP(リツキシマブ、シクロフォスファミド、アドリアマイシン、ビンクリスチン、プレドニゾロン)療法を含めた抗がん治療を行っている(表1)。
私見であるが、「総合診療医」が悪性リンパ腫の治療を行うことは可能であり、総合診療医にとっても「R-CHOP療法」を中心とした抗がん薬の効果と有害事象マネジメントの貴重な経験となる。本稿では、総合診療医が悪性リンパ腫の化学療法を行うためのエッセンスを解説する。
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