特集 避妊と人工妊娠中絶 up-to-date
Ⅱ.避妊
5.低用量経口避妊薬による避妊
岩佐 武
1
,
青木 秀憲
1
,
吉田 加奈子
1
1徳島大学大学院医歯薬学研究部産科婦人科学分野
キーワード:
OC・LEP
,
エストロゲン
,
プロゲスチン
,
キスペプチン
Keyword:
OC・LEP
,
エストロゲン
,
プロゲスチン
,
キスペプチン
pp.36-39
発行日 2025年1月1日
Published Date 2025/1/1
DOI https://doi.org/10.34433/og.0000000989
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要旨
低用量経口避妊薬(OC)・低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬(LEP)の歴史は,Gregory Pincusが黄体ホルモンによる排卵抑制効果に着目したことからはじまった.1960年に世界初となるOCが発売され,その後様々な改良が加えられながら現在に至っている.また,中枢生殖内分泌学の発展によって,OC・LEPの排卵抑制メカニズムについても明らかとなりつつある.
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