特集 婦人科がん化学療法の進化―最適レジメンと管理を考える―
I.レジメン選択に関する検査
1.子宮頸がんにおけるPD-L1検査
村岡 枝里香
1
,
藤井 誠志
1
1横浜市立大学大学院医学研究科・医学部分子病理学
キーワード:
PD-L1
,
CPS
,
ペムブロリズマブ
,
コンプリメンタリー診断
Keyword:
PD-L1
,
CPS
,
ペムブロリズマブ
,
コンプリメンタリー診断
pp.221-226
発行日 2024年3月1日
Published Date 2024/3/1
DOI https://doi.org/10.34433/og.0000000563
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要旨
婦人科腫瘍への免疫チェックポイント阻害薬の適応拡大が近年進んでいる.進行または再発の子宮頸がんに対するペムブロリズマブの使用ではPD-L1検査がコンプリメンタリー診断として位置づけられて行われている.治療方針決定のためにPD-L1検査は重要な役割を担っており,病理医による適切な判定(CPS)と臨床医による適切な結果の解釈が求められる.
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